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GW-B5600MG-1を購入しました

はじめてのG-SHOCK

これまで色々な腕時計やスマートウォッチを買ってきました。購入当初はこれだ!と思うものの、時間が経つにつれて愛着がわくというより薄れていくほうが強く、結局本当にお気に入りの1本を除いてメルカリで手放してしまいました。そんな中、通勤中に見かけた女性がつけていたオールネイビーのG-SHOCKがとてもかっこよく、色々と調べていくうちに魅力的な一本を見つけ、安く出品されている未使用品を見つけたので購入しました。それがこのGW-B5600MG-1です。僕にとってはじめてのG-SHOCK。小学生の頃幼馴染が道で拾ったBABY-Gをつけていたのを思い出しました。

腕時計に求めるものとGW-B5600

これまでスマートウォッチも含めいくつか腕時計の購入してきたが、僕が時計に求めているものは次の4つだ。

  • シンプルなデザイン
  • 時間がずれないもの
  • 止まらないもの
  • ストーリーがあること

シンプルなデザイン

まず「シンプルなデザイン」であることはとても重要だ。僕の持っている服は基本的に無地のもの。今でこそ市民権を得ているがユニクロやGU、無印良品といったロゴや柄のないものを基本的に着ている。気に入ったものは例えば白を5着、グレーを5着など同じものを何個も買って、毎日同じものを着ている。シンプルな服にはシンプルな時計が合わせやすい。といっても服装がシンプルなので時計はワンポイントで派手なものでもしっくり来るのだが、派手なデザインはいずれ飽きてしまうことが段々わかってきた。この点に関して、G-SHOCKがシンプルなのかと言われると、5600シリーズに限ってはシンプルだと感じている。伝統のスクエアデザインはとてもスタンダードで古くもなく新しくもなく、しっくりきている。

時間がずれないもの&止まらないもの

あたりまえ?かもしれないが時計は「時間がずれないもの」がいい。一時期は自動巻きの時計の繊細さに憧れSEIKOの自動巻きを購入していたが、自動巻きはつけない日が数日あると止まってしまう。止まってしまうと再度時刻を合わせるのが面倒でつけなくなる、ということが繰り返し起こり出番が減ってしまった。なので時間がずれないものがいい。そして「止まらないもの」がいい。結局手巻きしたり、スマートウォッチの場合は充電したり、電池を交換したり。時計を動かし続けるために何かひと手間があると途端に使わなくなる。その点このGW-B5600については、電波ソーラーの時計となっており、時間がずれることもなければ、止まることもほぼない。実はお気に入りとして残っている1本も電波ソーラーで、SEIKOのAstron(アストロン)である。

ストーリーがあること

最後は一番大事かもしれない。「ストーリーがあること」はとても重要で、誰かに話したくなるようなバックグラウンドがあることが僕の中では評価が高い。時計そのもののつくりの話でもよいし、何かの映画で俳優がつけていたなどの話でもよい。例えばG-SHOCKではスピードという映画でキアヌ・リーブスがつけていたDW-5600モデルが有名だ。僕が今回購入したモデルは「DW」ではなく「GW」の5600。この2モデルは基本的には見た目の違いはなく、GWの方が電波ソーラー対応しているというと機能の違いだけ。キアヌ・リーブスがスピードでつけていたモノで、電波ソーラーで時間もずれないし止まらない。おまけにG-SHOCKなのにスマホBluetooth接続ができまるでスマートウォッチ。こんなストーリーがバックグラウンドにあるだけで大満足している。

つけてみた感想

早速GW-B5600をつけて通勤、生活してみているが今の所満足感が半端ない。お風呂と寝るとき以外はほぼつけているが大満足で僕のレギュラー時計になること間違いなし。止まらないしズレないし。特に実際につけてみて以下の点が気にいっている。

とても軽い

あまり気にしていなかったのだけどとても軽い。たった53gしかないそうだ。最近までつけていたFitbitのCharge4も十分軽かったが同じくらい軽いと思う。唯一保持しているSEIKOのAstronはステンレススチールモデルでたぶん200g近くあるんじゃないだろうか。その重厚感が気に入っているところもあるので決して短所とは言い切れないがやはり重い。腕時計が軽いことがこんなに気持ちいいなんて。

ダサカワ

この5600シリーズは95年当初のデザインのままだ。世間的には当時はかなりお洒落だったんではないかと想像している。おそらく2000年〜2015年くらいまではちょっとダサいような位置づけになっていたような気がするけど、一周回ってまたお洒落な位置づけになっているような。エモい。流行には流されたくないが、僕の中ではずっとダサカワだと思っている。G-SHOCKっていい意味でちょっとダサいけどカワイイ。

並行輸入品は大丈夫か?

僕の購入したGW-B5600MGは、正確には「GW-B5600MG-1DR」である。これは並行輸入品と呼ばれるもので、国内から海外向けに輸出されたものを再輸入している形で購入したものだ。国内向けには、「GW-B5600MG-1JF」という型番があり、末尾二桁が違うことになる。調べた限り、型番が違うだけで中身の性能に全く差はない。違いがあるとすれば値段と箱のみ。ちなみに並行輸入品はジュラシックパークみたいな缶にはいっている。

視認性

GW-B5600シリーズは反転液晶(時間が白で背景が黒)のモノがほとんど。反転液晶は見た目はかっこいいのだけどとても見づらい。色々な人がレビューで反転液晶の見づらさを書いている。その点僕の購入したGW-B5600MG-1はシリーズ内では珍しい通常液晶だ。このおかげで外や室内でもとても見やすい。見やすさが伝わるかどうかはわからないが、外ではこんな感じで見える。

終わりに

はじめてのG-SHOCK、大満足ですが既に色々な5600シリーズが欲しくなってきている。時計は本数があるとつける回数が減ってしまうのが残念。腕が20本くらいあればいいのに。タフソーラーならつける回数が減っても止まることはないので琴線に触れるような5600が出てくれば、購入を検討しよう。